ラジオのパーソナリティ

アナウンサーとしての活躍の現場はテレビだけではありません。民放・NHK・コミュニティ放送など、ラジオという媒体も職場になります。

局アナやテレビと兼任のアナウンサーがラジオも担当する場合もありますが、映像が見えずおしゃべりだけで伝えるというラジオは特殊で、ラジオパーソナリティとして別の力が求められます。

テレビの場合は、<お茶の間のみなさん>に向かって話すイメージです。それに対して、ラジオは<ラジオの前のあなた>と1対1の対話で話すことを心がけている人が多いです。

また、フリートークの力も必要ですし、ただおしゃべりなだけでも聴取者は離れて行ってしまいます。人を引き付ける話ができるかどうか?ラジオパーソナリティになるにはトークレベルが求められます。それは、単なる技術ではなく声から伝わってくる人柄や雰囲気が向いてるかどうかにかかってきます。

逆に、ラジオでバリバリやっているパーソナリティがテレビで成功するかというと一概にはいえません。トーク番組ではそのトーク力を発揮できる場合もありますが、何も言わずに映像をみせるだけでも伝わるテレビに余計なおしゃべりは要りません。

そのバランス感覚がテレビのアナウンサーやリポーターには求められます。

現に、ラジオパーソナリティ出身でリポーターになった人で、『なんでもかんでもしゃべればいいわけではない』とよく怒られていた人がいます。

『水が流れています』『日が昇ってきました』など、テレビの場合、目に見えることは必ず言わなくてもいいのです。映像をみせながら、『この水は、実は温かいのです』といったり、『ご覧ください』と誘導するだけで言葉はほどほどにじっくり見せたり効果的な表現方法というのは、テレビとラジオでは異なります。

協力企業