呼吸法

発声練習を行うに当たって、呼吸法の訓練というのは欠かせません。

「呼吸法」というと、ヨガや精神統一のようなイメージがあるかもしれませんが、まさにその感覚と同じです。私も何度かヨガのような教室に行ったことがありますが、呼吸と体のバランスがはじめから上手くできたので、先生に驚かれたことがあります。共通するところがあったからです。

呼吸法はいろいろな習得方法がありますが、自分の体の中に取りいれた空気を自由に操ることができるようになり、長い文章でも一息で言うことができるようになるし、その息を使って強い言葉に帰ることもできます。

また、小さな声でも上手く息を使えば、ちゃんと聞きやすい言葉として声にすることができます。

また、精神統一にも効果的です。人前に立つと緊張してしまうとき、呼吸法に立ち返り息を整えれば、震えた声にならないようになります。

おへその5センチ下に丹田という、人間の体の中心となるツボがあるのはご存知でしょうか?ここを意識することで、呼吸法を習得することができます。

大きく息を吸うと、この丹田が人によっては初めは小豆くらいの大きさのものが、野球ボールくらいの大きさになるイメージです。これは、スポーツ選手が、うまく体のバランスがとれていたり、集中力を高められたりしているのも、無意識にでもこの丹田を使いこなせているともいえます。

片足で立ってちょっと体を方向けた時、それでもバランスがとれているのは丹田が体の中心にあるからです。これを軸にして、おなかの底から息を出せるようになると、その息を声に変えるというのが、自分にとっても、相手に取っても気持ちのいい声を出すポイントです。

発声練習と共にこの呼吸法は、是非アナウンサーではない人にも試してほしい、究極の心身リラックス作用があるものです。

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