ボランティアやディレクターへ

結婚をして第一線を退いたアナウンサー経験者も、少し落ち着くと、『何かしたい』と思うようになる人も多いようです。

そこから、また精力的に仕事をする人もいますが、読み聞かせや朗読のボランティアをして、社会的に意義のある活動をしている人もいます。

老人ホームで朗読会や朗読ライブを開催したり、目の不自由な方のために、新聞や雑誌、本などを読むボランティアというのも存在します。

これまで毎日声を出していた人が、出せなくなるとウズウズするのでしょう。こういったところで気持ちを発散するのも、とても有意義だと思います。

もちろん、声のボランティアだけでなく、さまざまな社会活動に参加して、人をまとめていく中心的な存在になるという方もいます。

テレビの制作の現場に携わった経験を生かして、ディレクターになる人もいます。表舞台に出たいとアナウンサーへの道を選ぶ人がほとんどですが、実際のところ表でしゃべるよりも、取材をしたり・話をまとめたり・原稿を書いたり、時には編集作業にまで関わることもあります。

そういった制作活動をしているうちに、裏方の作業自体にやりがいを感じてくる人もいます。実は、それが私なのですが。

まず、人との出会いや、自分のアンテナで情報を収集する。それが何か発信する形にならないかと考える、そして、調べ物をして流れをまとめて。

アナウンサー・リポーターという立場で、その実感を現場で話したり、ナレーションを読むことができるので、さらに楽しい。アイデアが形になる。それが誰かに喜んでもらえる。

その醍醐味にハマってしまった人は、制作活動への道へと行く。

私自身はまだまだ、ディレクターとしてはヒヨ子ちゃんですが、先輩ディレクターに、これまで以上に制作の魅力と大変さを教えてもらいながら、新たな価値観を見出しています。

表現者としての仕事で共通することはたくさんあります。アナウンサーの仕事は、とても可能性が多岐に渡り、その培ってきたものは、いろんな場面で役立てられることがあります。

以上、私の見識がまだ浅いところもありますが、実際に現場で感じてきた思いを綴ってみました。

このサイトが、これからアナウンサーになりたい人の参考になりますように。また、アナウンサーをしている人の今後のための新しい価値観のヒントになりますように。

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